「医療のデジタル化」が戦場になっている?!

どうも、MEです。

今日はこちらのnewsを読み解いていきたいと思います。

「医療のデジタル化」が戦場になっている…巨額の投資をする4大テック企業

①巨大テック企業は、数年前からヘルスケア分野へ参入し続けている

②マイクロソフトは人工知能(AI)技術の会社(ニュアンス・コミュニケーション)を約2兆1400万円(197億ドル)で買収

③グーグルは利益化に苦戦しており、amazonは様々な分野に投資をしている。

 

医療業界は、391兆円2880億円(3兆6000億ドル)とされており、今後より投資が行われ、新しい雇用が生まれるとされている。背景として、ベビーブーマー世代の高齢化で治療が必要とされるケースが増えていくことがあげられる。


Top young leaders in healthcare share how to make an impact in the $3.6 trillion industry

 

マイクロソフト
2020年、同社初の特定業種向けクラウドサービス「Microsoft Cloud for Healthcare」を発表

「Microsoft Teams」:患者のバーチャル診療のスケジュール設定や実施可能
「Microsoft Azure」:患者の医療デバイスを遠隔モニタリングすることが可能

ニュアンス社の音声認識およびAIツールとの連携で、Microsoft Teamsによる遠隔診療中の患者と医師の会話を記録することが可能

 

アマゾン

2020年11月に「アマゾン・ファーマシー(Amazon Pharmacy)」を設立。

アメリカ在住のamazon userが、送料無料で処方薬を受けとることが可能

amazon prime会員には、保険外で購入したジェネリック薬の最大80%の割引、amazon pharmacyを利用した注文の2日以内の配送などの特典がある。
 

2020年8月にリストバンド型のウェラブル端末「アマゾン・ヘイロー(Amazon Halo)」を発売

ユーザーの声のトーンの分析、スマートフォンのカメラとAIを使った体脂肪率の計算が可能

 

「アマゾン・ケア(Amazon Care)」と呼ばれるサービスを、試験運用として自社従業員に提供していたが、現在は従業員の医療コストを削減したい他企業に対して売りこんでいるという

 

グーグル

グーグル・ヘルスは2012年に設立されたが、2年で閉鎖されたが、2018年に復活し、2019年11月、グーグル・ヘルスは最初の大規模な提携としてクラウドへの医療記録保存に関して医療サービス会社アセンション(Ascension)との提携を発表した。

しかし、プライバシーに関する懸念から世論の反発を浴びた、問題となった。

 

2021年1月には、21億ドル(約2283億円)規模のフィットビット買収を完了。

また、医師がもつ患者データの整理を助けるツール「ケア・スタジオ(Care Studio)」を立ち上げた。

2020年9月には、遠隔医療プラットフォームのアムウェル(Amwell)とGoogle Cloudとの連携に向けて1億ドル(約108億7000万円)を投資することも行った。

 

アップル

2020年9月には、血中酸素レベルと心拍リズムを測定できる新たなアップルウォッチを400ドル(日本での公式サイトの販売価格は4万7080円から)で発売

ペロトン・インタラクティブ(Peloton)と競合するサブスクリプション制のワークアウトサービス「Fitness+(フィットネスプラス)」も立ち上げ、アップルウォッチの登録で、月額9.99ドル(約1085円)でサービス利用が可能

まら、保険会社のユナイテッド・ヘルスケアは、加入者に対して6か月間のFitness+無料サブスクリプションを提供している。

 

このように、巨大テック企業がヘルスケアに進出しているが、マネタイズにかなり苦戦していることがわかる。

しかし、マーケットはとても巨大であり、これらの市場を取りいくために、より群雄割拠の時代になっていくだろう。

 

どちらにしても医療職として、患者の医療がより良くなるのであれば、とてもいいことだろう